「神社等級認証書」タグアーカイブ

[静岡県沼津市] 金刀比羅神社(戸田)

社名金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)
所在地
金刀比羅神社

静岡県沼津市戸田3695
社格神社等級(十四等級神社)
御祭神
神紋丸に金文字紋
羽団扇紋
摂末社
情報源金刀比羅神社 – 静岡県神社庁
訪問記訪問日: 2017/01/04

戸田の港か見上げると山に神社と思しき影。
当たりをつけて階段を上る。
階段の先に赤い明神鳥居。

登りきった先に社殿。

社殿は戸が閉まり、賽銭箱もなく…。振り返ると戸田の港が綺麗に見えるのみ。
場所が場所だから、参拝する時に開けてくださいの類なのだろうと扉を開けると…予想通り無施錠。
都市部ではない神社の場合、参拝する時に開け、終わったらしめて帰るというところは割とある。
ここもそのパターンなんだろう。

参拝。

拝殿には、左右に丸に金文字紋、羽団扇紋。
静岡らしく、神社等級認証書が掲げてあり、本社は十四等級神社とのこと。

御朱印
由緒書

[静岡県伊豆市] 高根神社(上船原)

社名高根神社(たかねじんじゃ)
所在地
高根神社

静岡県伊豆市上船原134
社格
御祭神味鋤高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
神紋五三桐
摂末社
情報源高根神社 – 静岡県神社庁
訪問記訪問日: 2017/01/03

土肥に向かう街道沿い。
普段は夜明け前か夜中しか通らないこの道。久々に昼間に通ると発見がある。
街道沿いに鳥居。

明神鳥居にはしめ縄。ただ、かなり低い位置に締められており屈みながらくぐる感じ。
伝統的にこうなのか、過疎で高いところにしめ縄を張れる若い人もいなくなってしまっtのか…。

鳥居をくぐると正月を迎え綺麗になった社殿が見えてくる。

社殿の前にはさらに不思議なしめ縄。
笹の柱に竹の渡し柱。その柱に前掛け状のしめ縄。
こちらも大人だと若干は屈まないと通れない。
もしかすると、この地域は屈みながら通るってのに何かしらのものがあるのかもしれない。

参拝。

社殿内には、静岡らしく神社等級認証書。十一等級神社との事。

御朱印
由緒書高根神社

鎮座地 天城湯ケ島町上船原一三四
御祭神 味鋤高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと) 大山祇命(おおやまつみのみこと)
例祭日 十月二十九日

由 緒
容赦往昔は「宮の沢」に鎮座して
いたが、寛文十一年(一六七一)
の洪水で現在地まで流出したため
当地に社殿を再建したといわれる
創建年代は詳らかでない。
当社は上船原の一の宮としての社
格を具備し、四辺の崇敬を集めて
いた。氏子住民が禍除招福の悉く
を祈願し、その加護を得ていた。
今でも祝事があると、その報告と
将来の安全・幸せを祈願すること
を習としている。

[静岡県松崎町] 道部神社(道部)

社名道部神社(みちぶじんじゃ)
所在地
道部神社

静岡県賀茂郡松崎町道部387
社格無格社
静岡県神社庁神社等級(十四等級神社)
御祭神水波能売命(みずはのめのみこと)
神紋
摂末社
情報源道部神社 – 静岡県神社庁
訪問記訪問日: 2017/01/01

R136を松崎から岩地の方に向かう。
長八美術館先の交差点を曲がるとすぐ先に橋。その橋を渡って川沿いに左折。
その先すぐを右折。
神社前には少々の駐車スペースがある。

海辺の平坦な場所から急に駆け上がる山肌。
山の登り始めの場所に鎮座。
海辺であることを忘れさせるような、どちらかというと山奥を感じさせる静寂。

白い明神鳥居をくぐり、階段を上ると社殿。拝殿と覆屋。
拝殿の屋根を見ると龍の絵。仏閣では龍の絵というのは見かける事もあるけれど、神社でこういうのはなかなか見かけない。珍しいなぁ。と思いつつ参拝。

拝殿を覗くと、神社等級認証書が御多分に洩れず掲げてあり、それによると十四等級神社との事。

後に調べてみると、祭りの時期には三番叟が奉納されるとのこと。
伊豆地域はこの三番叟が行われるのが多いらしい。
拝殿を開け広げ、そこで行われるようだ。
時期が時期なので、なかなか気軽に観に行く事もできないんだけれど、一度は見てみたいものだ。

南豆風土誌によると、岩科村道部字横道にある道部神社が当社であると思われる。
創建には「有寛永六年棟札」とあり、寛永六年の棟札があるとされている。

御朱印
由緒書松崎町役場のWebサイトによると

祭神は水波能売命(みずはのめのみこと)。
道部の氏神で、集落の北側、岩科川の河口近くに山を背にして鎮座し社殿境内も整備されている。
毎年、11月3日には獅子舞による村内の浄め、式三番叟を奉納する。

とのこと。

[静岡県西伊豆町] 多爾夜神社(安良里)

社名多爾夜神社(たにやじんじゃ)
所在地
多爾夜神社

静岡県賀茂郡西伊豆町安良里321(旧:安良里村字宮脇)
社格延喜式内(多尓夜神社)
村社
静岡県神社庁神社等級(十一等級神社)
御祭神積羽八重事代主命(つみはやえことしろぬしのみこと)
神紋
摂末社津島神社
大神宮
走湯神社
情報源多爾夜神社 – 静岡県神社庁
新南豆風土誌
訪問記訪問日: 2017/01/01

若大将のクルーザーが係留されているという安良里の入り江を見ながら国道を北上。トンネルを抜けるとすぐの信号を右折。
安良里コミュニティー防災センターの隣に鎮座している。

何度か訪問しているが、いつも扉が閉ざされており参拝すらできない状況だったけれど。さすがに正月という事で念願叶う。
延喜式内という堅苦しい言葉の割には狭い境内。明神鳥居をくぐるり、小さな橋を渡ると…目の前にコンクリート製の社殿。構造は、拝殿と覆屋を足したような形。
中には本殿。一間社流造。

本殿の左右にも小さな本殿。左に1宇、右に2宇の本殿。いずれかが、津島神社、大神宮、走湯神社という事なのでしょう。

そして、静岡らしく「神社等級認証書」も掲示されていた。十一等級神社のようである。

多爾夜神社というと、見た事はないが「猿っ子踊り」を思い出す。この地域の神事で、猿に扮した子どもが舞を奉納するのだとか。
船乗りは「猿」を忌み言葉として嫌っており、本来であれば猿の舞などもってのほかなのはずなのであるが、ここではそれが伝統的である。
これは、「昔、海賊がこの海域に現れた時に、船の上で猿の舞を踊り追い払ったという故事にちなむ」と近所の喫茶店で話を聞いた。要するに、同じ船乗りの海賊から「縁起でもない」と思われる行動をとったという事なのだろう。それにより街が救われたのだそうだ。

新南豆風土誌には、「慶長13年 再建」とあり、少なくとも、1608年には鎮座していた神社ということになるようだ。

御朱印
由緒書

[静岡県南伊豆町] 三島神社(下小野)

社名三島神社(みしまじんじゃ)
所在地
三島神社

静岡県賀茂郡南伊豆町下小野166
社格延喜式内(阿米都加多比咩神社)
郷社
神社等級認証書
静岡県神社庁神社等級(十一等級神社)
御祭神阿米都加多比咩命(あめつかたひめのみこと)
誉田別命
神紋
摂末社
情報源
訪問記訪問日: 2016/08/26

すこし角度が急な石段を登ると金属製の明神鳥居。
石垣で高くなった場所に境内。

社殿前には一対の狛犬が鎮座。

社殿右手は広場になっており
ゲートボール場として利用されていると思われる。

社殿脇には鎮魂碑。

延喜式内の阿米都加多比咩神社に比定されるらしい。


南豆風土誌にある、

神社名:三島明神
所在地:南上村下小字宮ノ前
創立年月:建武二年再建
祭神:阿米都加多比咩命
社格:郷社
境内地:七七一坪、官有地第一種

が該当すると思われる。

建武二年とあるので、1336年に再建されたということか。

御朱印
由緒書