「十一等級神社」タグアーカイブ

[静岡県伊豆市] 高根神社(上船原)

社名高根神社(たかねじんじゃ)
所在地
高根神社

静岡県伊豆市上船原134
社格
御祭神味鋤高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと)
大山祇命(おおやまつみのみこと)
神紋五三桐
摂末社
情報源高根神社 – 静岡県神社庁
訪問記訪問日: 2017/01/03

土肥に向かう街道沿い。
普段は夜明け前か夜中しか通らないこの道。久々に昼間に通ると発見がある。
街道沿いに鳥居。

明神鳥居にはしめ縄。ただ、かなり低い位置に締められており屈みながらくぐる感じ。
伝統的にこうなのか、過疎で高いところにしめ縄を張れる若い人もいなくなってしまっtのか…。

鳥居をくぐると正月を迎え綺麗になった社殿が見えてくる。

社殿の前にはさらに不思議なしめ縄。
笹の柱に竹の渡し柱。その柱に前掛け状のしめ縄。
こちらも大人だと若干は屈まないと通れない。
もしかすると、この地域は屈みながら通るってのに何かしらのものがあるのかもしれない。

参拝。

社殿内には、静岡らしく神社等級認証書。十一等級神社との事。

御朱印
由緒書高根神社

鎮座地 天城湯ケ島町上船原一三四
御祭神 味鋤高日子根命(あじすきたかひこねのみこと)
誉田別命(ほんだわけのみこと) 大山祇命(おおやまつみのみこと)
例祭日 十月二十九日

由 緒
容赦往昔は「宮の沢」に鎮座して
いたが、寛文十一年(一六七一)
の洪水で現在地まで流出したため
当地に社殿を再建したといわれる
創建年代は詳らかでない。
当社は上船原の一の宮としての社
格を具備し、四辺の崇敬を集めて
いた。氏子住民が禍除招福の悉く
を祈願し、その加護を得ていた。
今でも祝事があると、その報告と
将来の安全・幸せを祈願すること
を習としている。

[静岡県西伊豆町] 多爾夜神社(安良里)

社名多爾夜神社(たにやじんじゃ)
所在地
多爾夜神社

静岡県賀茂郡西伊豆町安良里321(旧:安良里村字宮脇)
社格延喜式内(多尓夜神社)
村社
静岡県神社庁神社等級(十一等級神社)
御祭神積羽八重事代主命(つみはやえことしろぬしのみこと)
神紋
摂末社津島神社
大神宮
走湯神社
情報源多爾夜神社 – 静岡県神社庁
新南豆風土誌
訪問記訪問日: 2017/01/01

若大将のクルーザーが係留されているという安良里の入り江を見ながら国道を北上。トンネルを抜けるとすぐの信号を右折。
安良里コミュニティー防災センターの隣に鎮座している。

何度か訪問しているが、いつも扉が閉ざされており参拝すらできない状況だったけれど。さすがに正月という事で念願叶う。
延喜式内という堅苦しい言葉の割には狭い境内。明神鳥居をくぐるり、小さな橋を渡ると…目の前にコンクリート製の社殿。構造は、拝殿と覆屋を足したような形。
中には本殿。一間社流造。

本殿の左右にも小さな本殿。左に1宇、右に2宇の本殿。いずれかが、津島神社、大神宮、走湯神社という事なのでしょう。

そして、静岡らしく「神社等級認証書」も掲示されていた。十一等級神社のようである。

多爾夜神社というと、見た事はないが「猿っ子踊り」を思い出す。この地域の神事で、猿に扮した子どもが舞を奉納するのだとか。
船乗りは「猿」を忌み言葉として嫌っており、本来であれば猿の舞などもってのほかなのはずなのであるが、ここではそれが伝統的である。
これは、「昔、海賊がこの海域に現れた時に、船の上で猿の舞を踊り追い払ったという故事にちなむ」と近所の喫茶店で話を聞いた。要するに、同じ船乗りの海賊から「縁起でもない」と思われる行動をとったという事なのだろう。それにより街が救われたのだそうだ。

新南豆風土誌には、「慶長13年 再建」とあり、少なくとも、1608年には鎮座していた神社ということになるようだ。

御朱印
由緒書

[静岡県南伊豆町] 三島神社(下小野)

社名三島神社(みしまじんじゃ)
所在地
三島神社

静岡県賀茂郡南伊豆町下小野166
社格延喜式内(阿米都加多比咩神社)
郷社
神社等級認証書
静岡県神社庁神社等級(十一等級神社)
御祭神阿米都加多比咩命(あめつかたひめのみこと)
誉田別命
神紋
摂末社
情報源
訪問記訪問日: 2016/08/26

すこし角度が急な石段を登ると金属製の明神鳥居。
石垣で高くなった場所に境内。

社殿前には一対の狛犬が鎮座。

社殿右手は広場になっており
ゲートボール場として利用されていると思われる。

社殿脇には鎮魂碑。

延喜式内の阿米都加多比咩神社に比定されるらしい。


南豆風土誌にある、

神社名:三島明神
所在地:南上村下小字宮ノ前
創立年月:建武二年再建
祭神:阿米都加多比咩命
社格:郷社
境内地:七七一坪、官有地第一種

が該当すると思われる。

建武二年とあるので、1336年に再建されたということか。

御朱印
由緒書