[埼玉県草加市] 氷川神社

社名氷川神社
所在地
氷川神社

埼玉県草加市小山2丁目6
社格
御祭神
神紋
摂末社
情報源草加市史調査報告書 第三集 草加の社寺
訪問記訪問日: 2017/06/04

ちょうど西松屋の陰になる場所に神社。
集会所の傍。

小ぶりな拝殿の中には一間社流造の本殿。
社殿裏には一体のお地蔵さん、それに稲荷社・菅原社の碑、馬頭観音。

御朱印
由緒書草加市史調査報告書 第三集 草加の社寺

氷川神社

小山町「風稿」に「氷川社、村の鎮守なり、村持にて社傍に庵を作り、僧を置て守らしむ、末社に天神社、疱瘡社」とある。また「郡誌」に「境内に天神社、稲荷社の末社あり」と誌す。現在は「菅原神社 稲荷社」と刻む石柱(明治十三年九月吉日建立)があるのみで社殿は構えていたものであろう。

本殿 桁行一・四尺、梁行〇・八尺、向拝の出 〇・八尺の小規模な建物で、屋根は板葺の目板打ちとする一間社流造である。身舎は円柱に腰長押、内法長押をめぐらし、柱上にて直接桁をうけて、妻飾に束を立てる。向拝柱は几帳面どりの方柱で、頭貫を水引き虹梁に換え、端に象形の彫刻木鼻を用い、柱上に実肘木つき出三斗を組み、虹梁と軒桁の間に彫刻物を備え、軒を二軒としている。洋式細部の特色からみて、18世紀中葉の造立と推定される。