[神紋] 雲紋

雲紋(くももん)

字のごとく、空の雲の文様を図案化した紋です。
多く使用されていますが、特にスサノヲを祭神とする氷川神社にて多く使用されています。

スサノヲが出雲の根之堅洲国にある須賀にて詠んだ日本初の和歌といわれる
「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」
に由来すると言われています。

ほかの紋に比べ、バリエーションが豊かに感じます。
同じ八雲紋を名乗っていても、その形状が揺らぎというには同一視しにくいくらいの違いがあったりと、見比べると発見があります。

八雲紋(大宮氷川神社)
八雲紋(大宮氷川神社)

八雲紋(熱田神社 - 今戸)
八雲紋(熱田神社 – 今戸)

八雲紋(元郷氷川神社)
八雲紋(元郷氷川神社)
八雲紋(氷川女體神社)
八雲紋(氷川女體神社)

(仮作成)

雲菱紋(川越氷川神社)
雲菱紋(川越氷川神社)

これらの紋を神紋として使っている神社

  1. 八雲紋 ・・・ 大宮氷川神社、氷川女體神社、元郷氷川神社、熱田神社(今戸)
  2. 雲菱紋 ・・・ 川越氷川神社