社名 | 三峰神社(みつみねじんじゃ) |
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所在地 | 埼玉県秩父市三峰298−1 |
社格 | 県社 別表神社 秩父三社(三峰神社・秩父神社・宝登山神社) |
御祭神 | 主祭神 伊弉諾尊 (いざなぎのみこと) 伊弉册尊 (いざなみのみこと) 配祀神 造化三神 – 天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)、高御産巣日神(たかみむすひのかみ)、神産巣日神(かみむすひのかみ) 天照大神 (あまてらすおおかみ) |
神紋 | 菖蒲菱(あやめびし) |
摂末社 | – |
情報源 | 秩父 三峯神社 |
訪問記 | 訪問日: 2017/05/28 埼玉県の神社というと、思い浮かぶ神社はいくつかあるけれど。 その中でも代表する神社と言えばこの三峰神社。 埼玉県内の神社事情をざっと見ると、県東部の利根川や江戸川付近に点在する「久伊豆神社」。 県中央部から江戸にかけて席巻する「氷川神社」。 特に氷川神社は一大勢力だから、埼玉=氷川神社みたいにも思い込みやすいけれど。 三峰神社の広がりはそれらに負けない広がりがあるように思える。 県外に行っても、そこそこに三峰神社や三峰講の名前を見かけるし、実は、全国的に見れば、氷川神社以上に埼玉を代表する神社なんじゃないかと思ってる。 そんなに思っておきながら…。 三峰神社は秩父の山奥で、とにかくアクセスも悪いし、何かのついでに訪問しようなんて感じには絶対になれない場所。 まぁ、せいぜい、登山客がついでにというくらいだろう。 埼玉の神社をめぐり始めて結構立つけれど、行こう行こうと思いつつも行けなかった。 ようやくの訪問。 三峰神社と言えば、どうしても思い浮かぶものは2つ。 眷属と鳥居。 神社というと、狛犬、もしくは狐を思い浮かべるけれど。三峰神社というと犬。正確にはオオカミ。 濃霧で道に迷った日本武尊の道案内した、その勇猛、忠実さから、使いとされたという事とのこと。 その様な関係からなのでしょうか。境内には犬を連れた参拝者が多数。 他の神社であれば、鳥居の内、境内へ犬を連れて入ることは常識として行ってはいけない事の一つ。と言われることも多い。故にこの風景はちょっとした驚きに満ちている。気にしない人にとっては、見過ごしてしまうような光景ではあるけれど。 まぁ、そういう話をすると、神社だって狛”犬”がいるじゃないかと言われることもあるけれど。 狛犬は、いろいろな本なども読んだけれど。想像上の生物であり、犬ではないというのが大勢の意見。 元々は獅子であり、大陸より伝来する過程で今の形に落ち着いたんだとか。 人によっては、源流をたどればスフィンクスも同流であるとかないとか。 まぁ、あたっているのかないのかなんてのは、それこそ神様しかわからないわけですが。 そして、三ツ鳥居。これは明神鳥居の両脇に、小規模な2つの鳥居を組み合わせた様なもので、あまり見かけない様式の鳥居。 Wikipediaによると、そのくぐり方は、茅野輪くぐりの様に八の字を描きながらくぐるものらしい。 とりあえず、駐車場渋滞で長いこと待たされた後、広い境内を進む。 坂を上ると見たかった三ツ鳥居。そして眷属のオオカミ。 そこから歩く。 昔から信仰が厚い神社だけあって、奉納品の多さが目に付く。 うーん、江戸の頃の講での賑わいって、今の賑わい以上だったんだろうなぁ。と想像してしまうくらい。 順路に沿って参拝。 社殿前の鳥居。扁額が凝ったことになっていますね。 龍が絡みつく扁額。 そして参拝。 脇には境内社。 これがすごい。 ともかくずらーっと並んでいる。 たとえとしては適正ではないけれど、空港で見かけたガチャガチャが並ぶ風景の様に立ち並んだ境内社。 順番にご挨拶していると、本当に日が暮れてしまいそう。そして、お賽銭の小銭がいくらあっても足りなさそうな雰囲気。 これだけ並ぶのはなかなかにない光景。 そこから山を下りつつ、日本武尊の巨大な像などに参拝しつつ駐車場に戻って一巡。 本来なら、ここから登山道に入り奥の院へと進みたいところだけれど、今回は小さい同行者もいるので…。山道を進み最初の鳥居までで引き返す。 実は、この鳥居まではここまでは正直言ってその辺を歩く時と同じ靴でOK。ここから先に行くのであれば、オーバーかと思われるかもしれないが、そこそこのライトトレッキング程度の装備は最低限必要って事なので、今回はあきらめることに。山は舐めたら痛い目に合うというのは幼少期の登山経験で痛いほど理解しているので無理はしない事にしてる。神様に挨拶に行って帰ってこなかったなんてのは洒落にもならんので。 まぁ、参拝の感想は…ともかく人・人・人。 到着が10時ごろだったけれど、次に来るときは少なくとも2時間は早く来るようにしないと…せっかくの荘厳な感じもマイルドヤンキー風味の参拝客に紛れてだと…ちょっと残念な感じになってしまう。 |
御朱印 | あり(社務所にて) |
由緒書 | – |
Traditional Japanese Life