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[静岡県西伊豆町] 天満宮(小田瀬)

社名小田瀬天満宮
所在地
小田瀬天満宮

静岡県賀茂郡西伊豆町仁科小田瀬
社格
御祭神菅原之大神
神紋梅鉢紋
摂末社
情報源見たい – 西伊豆町観光協会
訪問記訪問日: 2017/01/01

仁科から道を一本入った先。
意図しなければ曲がろうとは思わない野畑へ向かう道の途中に鎮座しています。

池と大きな太鼓橋を有していて、なかなかに立派。
境内は木々のおかげでどことなく神聖な雰囲気。

境内・社殿ともにこざっぱりと手入れされており、氏子の崇敬を受けているのが感じられる。
拝殿に置かれた由緒によると、地元の成功者が私財にして造営した神社で、元は京都の北野天満宮の分祀とのこと。
これだけの神社を私財でというのは余程の成功であり、信心。なかなかできることではないでしょう。

参拝。

特に太鼓橋は素晴らしい。このサイズの太鼓橋はなかなかに目にかかることができない。
これを見る為だけでも、ちょっと立ち寄る価値はあると思う。

御朱印
由緒書天満宮
西伊豆町仁科一三七七番地の二(小田瀬)
祭神 菅原之大神 環境
仁科浜から野畑に至る道路。六〇〇メートルほどの小田瀬川沿いに天満宮は位置する。
境内に大小の竜神池を配し、ホテイアオイが群生する。石造の太鼓橋がかかっている。道真公ゆかりの梅林があり、楠の大樹が天を突き、ケヤキ・イチョウの木々など、静寂な神域のなかに社殿がある。縁起
大正九年七月十日、野畑出身の佐野為吉(一八七五〜一八三三)が私財を投じて京都北野天満宮の分祀を受け創建されたものである。
為吉は仁科浜の木炭問屋に丁稚奉公をし、青雲の志を抱いてほどなく上京、京橋の木炭問屋に働き、その後独立し、神田小川町に料亭「常盤亭」を興した実業家である。境内の一碑(堤達也撰)に、「郷人ノ佐野君ハ夙ニ天満宮ヲ崇信シテ、大正八年北野神社ヲ勧請シ、観望ノ利ヲ占ヒテ巨万ヲ投資ス、云々」とある。現存する棟札写
大正九年七月十日
奉納菅原之大神
斉主 佐野為吉
社殿内に道真公の神像が安置されている。祭礼・行事
例祭 三月二十五日 今は行われていない。
菅原道真公は学問の守護神として崇められ、昔は例祭日に小学校の全生徒が参拝し、紅白餅をもらい、羽織袴の為吉から、自ら歩んだ苦難の人生を拝聴したという。

殿宇・行事
本殿 間口五メートル 奥行六・四メートル
拝殿と本殿は接続し同棟になっている。

境内造築物
鳥居 石造 大正八年九月造立
太鼓橋 石造 大正十一年三月造立
狛犬 一対
牛像(道真公の従者)
燈篭 一対 大正九年三月造立
天満宮之碑 大正八年 堤達也撰文
①至誠之碑 幅一・三メートル 高さ二・五メートル
②至誠之碑 幅一・三メートル 高さ三・七メートル